事例のポイント
20代 / 会社員女性
家事従事者の休業損害が認められ,支払額が5.7倍となる約70万円の増額に成功した事例
ご相談内容
| 被害者 | 20代会社員女性 |
|---|---|
| 部位 | 首・腰 |
| 傷病名 | 頚椎捻挫、腰椎捻挫 |
| 後遺障害等級 | なし |
| 獲得金額 | 85万円 |
本件は保険会社の初回の示談提示の後,弁護士委任となった案件です。
依頼者は,保険会社から提示された慰謝料が適正かが気になって,相談に来られました。
サポートの流れ
| 項目 | サポート前 | 増額幅 | サポート後 |
|---|---|---|---|
| 後遺障害等級 | なし | – | なし |
| 治療費 | 20 | → | 20 |
| 休業損害 | 0 | 28 | 28 |
| 入通院慰謝料 | 15 | 42(3.8倍) | 57 |
| 既払金 | -20 | → | -20 |
| 合計 | 15 | 70 | 85 |
| 単位:万円 | |||
取得金額
85万円
受傷部位
首・腰
後遺障害等級
なし
当方:0 相手:100
弁護士受任前の示談提示は,自賠責基準による慰謝料の約15万円のみで,休業損害は計上されていませんでした。
しかし,依頼者から生活状況を聴取したところ,働きながら介護を要する母親と同居し家事を担っていたことが判明いたしました。
そこで,裁判基準の入通院慰謝料だけでなく,家事従事者の休業損害も請求すべき事案と判断いたしました。
具体的には,家事への支障の内容をまとめた資料(家事労働の報告書等)を作成・提出して兼業主婦の主婦休業損害を請求するとともに,裁判基準の入通院慰謝料を請求して保険会社と交渉を行いました。
解決内容
受任前の示談提示では,既払金控除後の支払額は約15万円でしたが,交渉の結果,家事従事者の休業損害約28万円が新たに認められ,入通院慰謝料も自賠責基準の約15万円から約57万円まで増額しました。
最終的に,支払額は85万円で示談成立となり,受任前の示談提示金額から約70万円の増額となりました。
所感(担当弁護士より)
保険会社は当初自賠責保険基準で入通院慰謝料を算定し,家事従事者の休業損害を認めないなど,非常に低い金額を提示していました。
これに対し,家事従事状況を裏付ける資料を提出し,裁判基準に基づく慰謝料を請求して交渉した結果,入通院慰謝料3.8倍増,家事従事者の休業損害の獲得を含む支払額が5.7倍となる約70万円の増額に成功いたしました。

