突然の交通事故で被害者になった時、以後の保険会社との交渉などを任せることが可能な弁護士ですが、どの弁護士を選んでも同じなのでしょうか?
いえ、そうではありません。弁護士の力量によって示談金の獲得金額などの結果は変わります。
交通事故問題における弁護士の力量は、まず弁護士としての交渉力・法律知識が関わることは当然です。
その上で交通事故対応ならではのポイント
・交通事故で生じる傷害に関する医学的知識
・後遺障害等級認定についての深い知識と経験
の有無などが、大きく影響を及ぼします。
ここでは交通事故問題に対応する弁護士の力量を測るポイント、言い換えれば「失敗しない弁護士の選び方のポイント」をわかりやすく解説していきます。
交通事故問題に注力しているか
ネット上で検索すると、弁護士事務所が運営している交通事故解決サイトがよく出てきます。しかし同じ事務所が、別の借金問題解決サイトや相続問題解決サイトを運営していることがよくあります。依頼する弁護士が、本当に交通事故問題に力を入れているのかを見極める必要があります。
当事務所は交通事故に注力して、数多くの交通事故問題を解決してきました。取り扱ってきた民事事件のうち実に7割が交通事故に関係する事件です。交通事故問題に注力してきた結果です。
事故直後から対応してくれるか
交通事故で被害者となり身体に傷害を受けた場合、事故直後から医師にどのように診察してもらうか、どのような点に気をつけて診察を受ければいいかなど、後々のことを考えると重要なことが数多くあります。後からでは修正しようのない、手遅れとなってしまうことが数多くあるのです。
事故直後から対応してくれる弁護士は、その重要性を認識している証といえます。
当事務所では、これまでの交通事故解決経験からも早期の相談を積極的にお受けしています。
早ければ早い方が、それ以降の対応についての的確なアドバイスが可能だからです。
保険会社との交渉のポイントを知っているか
保険会社と示談交渉を行うにあたっては、弁護士といえどもやみくもに強気で交渉すれば、高額な示談金が獲得できるわけではありません。相手もプロですし、場合によっては相手方に弁護士がつくこともあります。
保険会社の考えを理解した上で、訴訟での認定幅を考えこのケースであればここまで交渉できる、このケースではここを争っても実利がないので交渉をまとめるといった、保険会社とポイントを押さえた交渉が必要です。
当事務所の代表弁護士は保険会社側からの依頼を受けた経験もあることから、保険会社側の考え方も深く理解しています(現在は被害者側からの依頼のみ受任しています)。
加えて数多くの交通事故問題を解決してきた経験で、保険会社との交渉のポイントを十二分に熟知しています。
過失割合を争う場合のポイントを知っているか
示談金交渉においては、過失割合がどう決定されるかで獲得する示談金が上下します。
保険会社は多くの場合、過去の判例をもとに過失割合を決定し、示談金を減額します。しかしその判例が対象の事故の例として適当であるかは、詳しく調べてみなければ分かりません。調べてみたら別の判例の方が適当で、その過失割合の方が大きく有利である可能性もあります。
当事務所の代表弁護士は過去の経験から、数多くの過失割合を争う上で重要な「実況見分調書」の情報を読み取ってきました。実況見分調書の活用をはじめ、昨今話題となり参考とされる例が増えてきたドライブレコーダーの活用も含め過失割合を争うポイントを熟知しています。
後遺障害等級認定についてのポイントを熟知しているか
交通事故による傷害の影響が残ってしまった場合、自賠責保険会社が後遺障害等級を認定します。この認定された等級をもとにして後遺障害慰謝料が決定されますので、どんな等級で認定されるかは慰謝料獲得の上でとても重要なポイントです。
後遺障害等級認定は、交通事故直後からのカルテといった診察記録や各種検査結果、主治医の診断書といった資料をもとに決定されます。診察記録は後から変更できません。事故の程度によっても認定されるかされないか影響を受けることもあります。
従って受任当初から弁護士が後遺障害等級認定についてのポイントを熟知し、認定に向けた的確な受診や等級認定申請のアドバイスをしていないと、後になって適切な被害賠償を受けられない可能性があります。
当事務所の代表弁護士は豊富な事件対応により、交通事故に関係する医学知識を蓄積し、
・自覚症状のカルテへの記載
・自覚症状がある限り、コンスタントな整形外科への継続通院
・MRI検査やスパークリングテスト、腱反射などの神経学テスト
・症状の一貫性
・事故の程度
といった後遺障害等級認定についてのポイントを熟知しています。
当事務所の大きな特徴です。
まとめ
交通事故問題への対応力は、どの弁護士でも同じというわけではありません。法律のプロである弁護士にも、取扱分野の得意不得意があります。
当事務所は交通事故問題での最大限の被害の回復、精神的な安定のために全力で注力してきました。
どうぞお気軽にご相談ください。
弁護士費用の負担をご心配の方へ
予想もしない交通事故に遭ってしまい相手方との交渉に弁護士をつけたいが、費用が心配でそのまま保険会社と交渉してしまう方も多いことでしょう。
自分の加入している任意保険に弁護士費用特約があれば、弁護士費用は保険会社が負担してくれます。遠慮なく当事務所に依頼して下さい。
弁護士費用特約がなくても、まだあきらめるには早いです。被害の種類によって裁判所で認められる損害額と、保険会社が提示する賠償額に大きな差が生じることがあります。このケースでは弁護士に依頼して保険会社と交渉等を行うメリットの方が、自分で弁護士費用を負担するデメリットを上回ります。まずは当事務所にご相談ください。
当事務所では、弁護士費用特約が利用できなくても人身事故の初回相談(電話では30分、面談・WEB会議では60分)は無料で行っています。
営業時間は平日午前9時から午後6時までとなっています。予約を平日にしていただければ、土日の電話又はWEB会議による相談対応も可能です。
どうぞお気軽に、交通事故対応の経験が豊富な当事務所にご相談ください。