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過失割合の重要性と弁護士のサポート内容について

2020.03.17

交通事故に遭ってしまった場合、加害者だけが100%悪いことは停車中への車両への追突など一部のケースを除いて、そう多くはありません。
被害者側にも一定の割合で責任(不注意や過失)があることがほとんどで、その場合はそれぞれの責任の度合いを「過失割合」(例えば加害者:被害者=7:3)という比率で表します。
そして加害者側の保険会社は被害者側に支払う損害賠償金につき、被害者の過失の割合だけ減額します。この過失割合は損害賠償を決めるうえで、大きなポイントになります。

保険会社が提示する過失割合は絶対的なものではないので、損害賠償額を最大限獲得するには交通事故に注力している弁護士のサポートを受け適正な過失割合について交渉することが有益です。

ここでは過失割合の重要性と当事務所をはじめとする弁護士のサポート内容につき、わかりやすく解説します。

過失割合とは

加害者と被害者双方に過失がある場合、どちらにどれだけ過失があるかを数値化したものを、過失割合といいます。
事故が起これば、その過失割合を算定し、損害賠償の金額を決めていくことになります。

過失割合を決める者

示談交渉における過失割合は、まず当事者間の話し合いで決定します。
よく事故証明をしてくれる警察が決めてくれると誤解されていますが、そうではありません。
まず当事者間で交渉することになります。実際のところ加害者側の保険会社がまず提示してくるでしょう。

過失割合の決め方

保険会社は、通常過去の判例をもとに過失割合を決定し、被害者に提示してきます。
決め方は、過去の判例から今回の状況を踏まえて、割合を修正していく手法をとります。
しかし参考とした過去の判例が今回の事故の例として適切かは、よく分析してみないとわかりません。
正当な過失割合の決定には慎重な事実確認と分析が必要ですが、さまざまな思惑から当事者間の考えが相違することがよくあります。
保険会社としては少しでも支払う賠償金を減らしたいと考え、保険会社にとって有利な過去の事例を持ち出して被害者の過失割合をできるだけ高く認定しようとする傾向があります。
被害者からしてみれば、被害感情から自分の責任がそれほど重くないと考えているケースが多く、両者の間でよくトラブルに発展しやすくなっています。

当事者間の話し合いがまとまらない時は、調停や訴訟などの手続きで裁判所の判断を仰ぐことになります。

過失割合の例

日常よく目にする事故パターンでの、基本的な過失割合を示します。
(この例は基本的なもので、速度やわき見など他の要素が加われば変動します)

自動車同士の事故

右折時

信号機のある交差点で、直進車とと右折車がともに青信号 右折8割:直進2割

直進時

信号機のある交差点で、青信号車と赤信号車(直進者同士) 赤信号車10割
信号機のない交差点で、幅が同じ道路の交差点 右方車(相手を右に見る車)6割:左方車4割
信号機のない交差点で、一方の道路は優先道路(センターラインが突き抜けている道路) 優先道路車9割:被優先道路車1割

その他

直進車と道路に左折で入ってきた車 直進車8割:進入車2割
センターラインを越えた車両 センターラインを越えた車10割

歩行者と自動車の事故

信号機のある交差点で、青信号の歩行者と信号無視の自動車 自動車10割
駐車場の通路上の歩行者と自動車 自動車9割:歩行者1割

2輪車と自動車の事故

信号機のない交差点で、左折自動車が直進2輪車を巻き込み 自動車8割:2輪車2割
停車中の自動車が開いたドアに2輪車が衝突 自動車9割2輪車2割
信号機のない交差点で、幅が同じ道路の交差点で右方車が自動車 ①(2輪車運転手が負傷した場合) 右方自動車(相手を右に見る車)7割:左方2輪車4割
(2輪車運転手は負傷なし) 右方自動車(相手を右に見る車)6割:左方2輪車4割

2輪車運転手が負傷した場合、交通弱者として4輪側に1割加算されます。

自転車と自動車の事故

信号機のある交差点で、青信号自動車と赤信号自転車(直進者同士) 自動車8割:自転車2割

青信号自動車と赤信号自動車では赤信号自動車10割でしたが、赤信号自転車相手だと青信号自動車も1割責任を負います。

過失割合が重要な理由

示談金は、入通院費などの治療費や通院時の交通費、修理費用や休業損害、代車費用、慰謝料などの合計金額です。
それらの合計金額に対して、加害者側の保険会社は総額から被害者側の過失割合を差し引いた割合分を被害者に支払うことになります。
具体的に言うと、被害者の損害額総額が1000万円で、過失割合が加害者7割:被害者3割であるとき、加害者側の保険会社は被害者の過失割合3割を差し引いた700万円を支払えばいいことになります。
過失割合が加害者9割:被害者1割であれば被害者は900万円受け取れるはずでしたので、過失割合が変われば受け取れる示談金の額が大きく変わることがわかります。

従って過失割合がどう決まるかは、適正な示談金を獲得する上でとても重要なポイントとなります。

弁護士ができるサポート内容

過失割合を含めた保険会社との交渉

交通事故問題に注力している弁護士であれば、効果的な情報収集と深い知識・豊富な事故対応経験により、過失割合について交通事故のプロである保険会社の言いなりにならずに交渉することが可能です。

当事務所の代表弁護士には保険会社側の代理人経験があり(現在は加害者側の依頼は受任していません)、保険会社の出方を熟知しています。
また大手事務所の交通部出身時代から培った豊富な知識・経験のなかで、裁判所で高い信ぴょう性をもって評価される実況見分調書を読み取る力を磨いてきました。
これらの交通事故に注力してきた弁護士ならではの力量で、被害の過失割合決定を有利に運ぶことが可能です。

訴訟へ進んでも引き続きサポート

交渉がまとまらなければ、訴訟により裁判所の判断を仰ぐことになります。
訴訟となっても裁判所で代理人となれる弁護士であれば、示談交渉段階からの交渉経過を把握したまま事件の対応が可能です。

当事務所の代表弁護士は訴訟の経験も豊富で、要点も熟知しています。その経験から、訴訟に至る前の交渉段階においても、訴訟をすすめるメリットデメリットを慎重に判断することが可能です。
訴訟に至る前でも訴訟へ進んでも、被害者にとってベストな方法を提示することが可能です。

まとめ

過失割合は、獲得できる示談金の総額に大きな影響を及ぼします。過失割合についてのサポートを、交通事故に強い弁護士に依頼する方が有益です。
過失割合が保険会社から提示されても安易に承諾せず、まずは当事務所にご相談ください。

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